東陽テクニカ、燃料電池向け計測システムなど最新技術を「二次電池展」で披露

東陽テクニカの「BATTERY JAPAN秋~第17回国際二次電池展」のブースイメージ
東陽テクニカの「BATTERY JAPAN秋~第17回国際二次電池展」のブースイメージ全 1 枚

東陽テクニカは9月18日、幕張メッセで10月2日から3日間開催される「第22回 SMART ENERGY WEEK秋」の構成展「BATTERY JAPAN秋~第17回国際二次電池展」に出展すると発表した。

2050年カーボンニュートラル実現に向けた再生可能エネルギー技術が一堂に会する新エネルギー総合展だ。

東陽テクニカは、燃料電池・水電解や二次電池の開発・品質管理向上に貢献する製品ラインアップを広く展開している。展示会では、燃料電池・水電解の性能や材料評価に最適な計測システムを幅広く展示する。また、電池材料の研究・開発に必要な電気化学測定機器、二次電池(単セル、モジュール、パック)の充放電システム、BMS評価用バッテリーセルシミュレータも紹介する。

具体的には、PEFC(固体高分子形燃料電池)およびSOFC(固体酸化物形燃料電池)の発電評価ができる燃料電池評価システムや水電解評価システム、触媒評価用の回転電極装置を紹介する。また、二次電池の研究・開発のあらゆる用途で使用可能なBio-Logic社製電気化学測定システム、電池材料の研究・開発に必要なセル膨張測定システム、BMS評価用バッテリーセルシミュレータも展示する。さらに、二次電池(単セル、モジュール、パック)の充放電システムも紹介する。

東陽テクニカは、1953年の設立以来、最先端の“はかる”技術のリーディングカンパニーとして、技術革新に貢献してきた。事業分野は情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンス、セキュリティなど多岐にわたる。

5G通信の普及、クリーンエネルギーや自動運転車の開発などトレンド分野への最新の技術提供に加え、独自の計測技術を生かした自社製品開発にも注力し、国内外で事業を拡大している。最新ソリューションの提供を通して、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献していく。

《森脇稔》

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