回転ドラムで廃棄物を4分の1まで圧縮、初公開の『eキャンター』バリエーション…IAAトランスポーテーション2024

三菱ふそう『eキャンター』新型の廃棄物収集車
三菱ふそう『eキャンター』新型の廃棄物収集車全 4 枚

三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は9月17日、ドイツで開幕した「IAAトランスポーテーション2024」において、EVトラックの『eキャンター』新型の廃棄物収集車を初公開した。

三菱ふそう『eキャンター』新型の廃棄物収集車

IAAトランスポーテーション2024では、8.55tの新型eキャンターの廃棄物収集車が初公開された。この車両は、KAOUSSIS製のボディを搭載し、自動ビンリフトやチッピング機能、統合されたビン洗浄システム、4立法mのドラム容量を持つ。

回転ドラムは廃棄物を最大で元の体積の4分の1まで圧縮する。このボディはeキャンターにとって初の試みであり、立ち作業の廃棄物収集車の運用に必要な全ての技術要件を満たしている。ホイールベースは3400mm、短いオーバーハングにより、CO2ニュートラルな軽量トラックは特に機動性が高く、都市部での運用に適する。

中型バッテリーパック(82.6kWh)により、140kmの航続距離を持つ。ギリシャのアテネとテッサロニキの都市は、都市廃棄物収集のために合計89台を注文しており、11月から40台が運用を開始する予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. パナソニック ホールディングス・人事情報 2025年11月1日付
  2. メルセデスベンツGLB新型、生産開始…最大航続631kmのEVを2026年春発売へ
  3. トヨタ『RAV4』新型、3つのスタイルで登場…まずはハイブリッドを450万円から発売
  4. 【GR86×カーオーディオ】純正オプションに不満!? BLAMで高音質化への最短ルート[car audio newcomer]by サウンドステーション AV Kansai 堺店 前編
  5. MOMO、「レーシングシミュレーター用ステアリング」6モデルを1月9日発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る