ダイムラートラックは9月17日、ドイツで開幕した「IAAトランスポーテーション2024」において、ソフトウェア定義車両(SDV)の未来を見据えたビジョンを発表した。
ダイムラートラックは、最新トラックの『eActros 600』や『Actros L』に進化したメカトロニクスアーキテクチャを搭載している。このアーキテクチャは、従来の20倍の速度でデータ処理が可能。これにより、Active Brake Assist 6やActive Sideguard Assist 2などの最新の安全システムの機能強化を実現している。
また、マルチメディアコックピットインタラクティブ2や接続型交通警告機能など、ドライバーの快適性と接続性も向上させている。これらの機能は将来的に「オーバー・ジ・エア」でトラック自体に直接アップデート可能になる見込みだ。