「ボルボと共に業界標準を開発」ダイムラートラックが見据えるSDV、10年後の未来とは

ダイムラートラックのメルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L』
ダイムラートラックのメルセデスベンツ『eActros 600』(右)と『Actros L』全 2 枚

ダイムラートラックは9月17日、ドイツで開幕した「IAAトランスポーテーション2024」において、ソフトウェア定義車両(SDV)の未来を見据えたビジョンを発表した。

ダイムラートラックは、最新トラックの『eActros 600』や『Actros L』に進化したメカトロニクスアーキテクチャを搭載している。このアーキテクチャは、従来の20倍の速度でデータ処理が可能。これにより、Active Brake Assist 6やActive Sideguard Assist 2などの最新の安全システムの機能強化を実現している。

また、マルチメディアコックピットインタラクティブ2や接続型交通警告機能など、ドライバーの快適性と接続性も向上させている。これらの機能は将来的に「オーバー・ジ・エア」でトラック自体に直接アップデート可能になる見込みだ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. スズキが新型「軽EV」を世界初公開へ、2026年度内に量産化、軽商用EVも…ジャパンモビリティショー2025
  2. 「バンバン」が復活! スズキは二輪展示でも世界初、日本初が目白押し…ジャパンモビリティショー2025
  3. ヤマハ発動機が新型3輪オープンカー、「AIで成長する」2輪車を世界初公開! 大型EVバイクなど16モデルずらり…ジャパンモビリティショー2025
  4. ハイエースの牙城を崩すか、個性的デザインの「EVバン」が日本上陸…キア『PV5』発売は2026年春
  5. Z32を想起させるデザインを現行『フェアレディZ』に設定…9月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る