シュワちゃんが立ち合い、BMWのオーストリア工場が再生可能エネルギーへ完全移行

アーノルド・シュワルツェネッガー氏(左)立ち合いの下、BMWグループのオーストリア工場が再生可能エネルギーへ完全移行
アーノルド・シュワルツェネッガー氏(左)立ち合いの下、BMWグループのオーストリア工場が再生可能エネルギーへ完全移行全 5 枚

BMWグループは9月18日、オーストリアのステア工場において、再生可能エネルギーへの完全移行を実現した、と発表した。

BMWオーストリア工場でのセレモニーに登場したアーノルド・シュワルツェネッガー氏

予定よりも2か月半早く、新しいエネルギー供給システムが稼働を開始した。BMWグループの生産担当のミラン・ネデリコヴィッチ取締役と、俳優で環境活動家のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、象徴的なエネルギー切り替えのセレモニーを行った。

ステア工場は、年間約250ギガワット時のエネルギーを使用しており、これは約5万9000世帯分に相当する。2006年以降、エネルギー消費量はほぼ半減している。工場長のクラウス・フォン・モルトケ氏は、「2006年以降、エンジン1基あたりのエネルギー消費量をほぼ半減させることに成功した」と述べている。

今回のエネルギー転換は、地元のバイオマス発電所からの熱供給によって実現された。ステア工場は、バイオエネルギー・ステア社が運営するバイオマス発電所から熱を供給される。この発電所は、周辺の森林から得られる木材チップを使用している。

アーノルド・シュワルツェネッガー氏の立ち合いの下、BMWグループのオーストリア工場が再生可能エネルギーへ完全移行アーノルド・シュワルツェネッガー氏の立ち合いの下、BMWグループのオーストリア工場が再生可能エネルギーへ完全移行

シュワルツェネッガー氏は、セレモニーで気候変動対策の重要性を強調し、ガス供給を停止する象徴的な行動を取った。その後、ネデリコヴィッチ氏が新しい地域暖房供給システムを稼働させた。

このエネルギー転換により、ステア工場は電力と熱の両方を再生可能エネルギーから供給されることとなった。モルトケ氏は、「再生可能なバイオマスからの熱供給に完全に切り替えることで、大きな一歩を踏み出した」と述べている。

セレモニー後、シュワルツェネッガー氏はネデリコヴィッチ氏とモルトケ氏と共に、トレーニングセンターやエンジン組立ライン、最近開設された電動モーター生産ラインを見学し、従業員と交流した。

BMWグループは、全世界の生産施設でのカーボンフットプリントの最適化を目指しており、今回のステア工場での取り組みはその一環だ。

《森脇稔》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『WR-V』改良新型、インドで先行発表…新グリルとLEDで表情変化
  2. 日産『ノート』次期型、2027年12月発売か? 第3世代 e-POWER搭載へ
  3. 【日産 エルグランド 新型試乗】クラスの基準を塗り替える、高級ミニバンとして隙のない完成度…諸星陽一
  4. ギャランGTOやシビックなど計160台…アリオ上田 昭和平成名車展示会 3Days
  5. ポルシェ『ミッションS』世界初公開、911を超える新型スーパースポーツに
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. EU「欧州製EV」優遇へ、産業加速法を審議---売れるEVと売れないEV
  2. 廃棄ガラスのフロート板ガラス水平リサイクルに成功、日本板硝子と板硝子協会が国内初実証
  3. 全ての体格に対応する後席用新型シートベルト、ZFが2025年央発売へ
  4. スカニア、中国で新事業開発組織「VNBC」設立…電動・自動運転輸送を加速へ
  5. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 欧州自動車産業の次の一手、欧州の現場で何が起きているのか~EV減速局面・SDV/AIへの移行・中国勢の浸透~
ランキングをもっと見る