電動車の航続を年1000km延ばす、日本精工が低フリクションハブユニット軸受を開発

日本精工の「低フリクションハブユニット軸受」
日本精工の「低フリクションハブユニット軸受」全 1 枚

日本精工は9月18日、「低フリクションハブユニット軸受」を開発した、と発表した。

軸受の低フリクションと耐泥水性を両立させる新技術により、従来比40%のフリクション低減を実現し、自動車の航続距離延長に貢献する。例えば、電動車が毎日フル充電走行した場合、年間走行距離が約1000km延長されるという。NSKは電動車向けを中心にグローバルで2026年に200億円の売上を目指す。

ハブユニット軸受は、タイヤのホイール部分に取り付けられるため、走行中に泥水を被る等、過酷な環境下に晒される。そのため、高い耐泥水性が求められる。また近年、脱炭素や燃料コスト高騰等の社会的背景から、低フリクション化のニーズが高まっている。


《森脇稔》

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