[Pro Shop インストール・レビュー]スズキ アルトワークス(天野孝之さん)by Warps 前編

[Pro Shop インストール・レビュー]スズキ アルトワークス(天野孝之さん)by Warps 前編
[Pro Shop インストール・レビュー]スズキ アルトワークス(天野孝之さん)by Warps 前編全 8 枚

クルマ好きの天野さんがオーディオに目ざめて広島県のWarpsで愛車のスズキ『アルトワークス』に対してスピーカー交換を実施。フォーカルのスピーカーをチョイスしてツイーターをパネルをワンオフするなど、こだわりの取り付けを実施して音の進化を体感していく。

◆ドアミラー裏にワンオフパネルを設置
ツイーターを露出させた取り付けに注目

アルトワークスのドアミラー裏を加工してパネルを設置、フォーカルのツイーターを埋め込み設置している。アルトワークスのドアミラー裏を加工してパネルを設置、フォーカルのツイーターを埋め込み設置している。
ツイーターは最適な角度に設定されて音像のコントロールも的確。インバーテッドドームのツイーターの存在感も満点。ツイーターは最適な角度に設定されて音像のコントロールも的確。インバーテッドドームのツイーターの存在感も満点。純正インテリアと美しく融合するデザインのツイーターパネル。アラミド素材の振動板がアイキャッチとなっている。純正インテリアと美しく融合するデザインのツイーターパネル。アラミド素材の振動板がアイキャッチとなっている。

オーナーの天野孝之さんは9月3日に当連載で紹介した天野孝則さんのお父様。息子である孝則さんの記事でも紹介したとおり、父親(孝之さん)とはオーディオやクルマの話をする間柄で、システムアップについても親子で相談する共通の趣味を持つ関係だ。

そんな天野孝之さんの愛車はアルトワークスだ。もともとクルマ好きだった天野さんだが、オーディオはあまり得意分野ではなかった。しかし興味を持つと俄然システムアップをしたくなってきてワープスに出かける。まずはスピーカー交換からスタートすることにしユニット選びを開始。取り付けたのはフォーカルのES165K2S。象徴的な黄色のアラミドコーンを備えた2ウェイシステムはオーナーもお気に入りのユニットとなった。

取り付けで注目なのはツイーター。アルトワークスのドアミラー裏を加工して取り付けたのが見どころ。パネルをワンオフしてフォーカル特有のアラミド繊維を用いたインバーテッドドームを見せるようにインストール。高域特性を引き出す面と同時にツイーターを車内にディスプレイすることでデザイン面も高めた。

◆自宅にある3台のクルマをすべて
高音質なオーディオカーへと進化させる

アルトワークスのシンプルで質実剛健な内装に赤の差し色を使ったコーディネートを施す。シフトブーツにはジムニー用を用いる。アルトワークスのシンプルで質実剛健な内装に赤の差し色を使ったコーディネートを施す。シフトブーツにはジムニー用を用いる。ドアの純正位置にはフォーカルのES165K2Sのミッドバスをインナーバッフルでインストール。深みのある中低域を再生する。ドアの純正位置にはフォーカルのES165K2Sのミッドバスをインナーバッフルでインストール。深みのある中低域を再生する。

チョイスしたスピーカーであるフォーカルのES165K2Sはツイーター/ミッドバスのセパレート2ウェイシステムだ。ミッドバスには165mmのTMD採用K2サウンドイッチコーンを採用したユニットが用いられている。このミッドバスをドアの純正位置にインストール。こちらは手軽さや普段使いを考慮してインナー取り付けとしている。

スピーカー群は当初はヘッドユニットに用いているカロッツェリアの楽ナビの内蔵アンプで駆動していたが、その後のシステムアップでゴールドホルンのDSPアンプを用いてコントロール&駆動を行いシステムへと進化させてきている。

スピーカー交換のみでスタートして天野さん、フォーカルのスピーカーによる音質向上にすっかり魅了され、その後もシステムアップを続けていくことになる。さらに高音質化が想像以上に効果的だったこともあり自宅のクルマ(奥さまが乗るスズキ『ソリオ』)にもスピーカー交換を実施、通勤はアルトワークス、買い物などの日常の足にはソリオと2台のクルマを使い分けるが、いずれも高音質化。ドライブ中は常に良い音を聴いていたい欲求が強くなっているようだ。

◆低音を補うパワードサブウーファーを
シート下スペースに設置してバランスを整える

カーナビにはカロッツェリアの楽ナビ(AVIC-RW902)をインストール。実用的で扱いやすいシステムとしている。カーナビにはカロッツェリアの楽ナビ(AVIC-RW902)をインストール。実用的で扱いやすいシステムとしている。シート下にはカロッツェリアのパワードサブウーファーであるTS-WX130DAを設置。シートベースにはSWKの補強パーツを組み込む。シート下にはカロッツェリアのパワードサブウーファーであるTS-WX130DAを設置。シートベースにはSWKの補強パーツを組み込む。

フロントスピーカーをフォーカルのES165K2Sをインストールして中高域のサウンドクオリティを大きくグレードアップしたのに合わせて、低域のレベルアップを実施。そこで導入したのはカロッツェリアのパワードサブウーファーであるTS-WX130DA。シート下のデッドスペースに設置できるコンパクトなモデルで、十分な低音を補うユニット。音の厚みや帯域バランスを整えた。

ヘッドユニットにはカロッツェリアの楽ナビ・AVIC-RW902をチョイス。現在は追加装備したゴールドホルンのDSPアンプにブルートゥースレシーバーが搭載されているため、プレイヤーの接続はそちらで行っているが、普段使いのヘッドユニットとしては使い勝手の良い車載機として楽ナビを活用している。

今回紹介しているアルトワークスは天野さんの完全なプライベートカーで、1人でドライブに出かけたり通勤で使用するのがメイン。さらには奥さんも乗るファミリーカーであるソリオにもスピーカー交換を実施。加えて息子さんのロードスターもオーディオを徐々にグレードアップを施している。このように家にある3台のクルマすべてで高音質化を実践する天野さん。家族みんなでオーディオを楽しんでいる。

次回の後編ではDSPアンプを追加するなど、スピーカー交換後にさらなる高音質化を狙った、その後のシステムアップについて紹介して行くこととしよう。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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