BMWは『7シリーズ』に関して、フロントワイパーに使用されているレバーの製造が不適切だったとして、9月11日に国土交通省にリコールを届け出た。
対象は令和4年10月から5年1月にかけて製造された、「740i」、「740d xDrive」、「i7 xDrive60」の3車種、計300台。フロントワイパーに使用されているレバーの製造が不適切だったため、組付け時に軸が摩耗したものがある。そのため、使用を続けると摩耗が進行し、最悪の場合レバーが軸から外れフロントワイパーが作動しなくなる恐れがあるという。
BMWは対象車両を購入した顧客に向けてダイレクトメール等で通知の上、フロントワイパーの点検、必要に応じてリンケージの交換を行うという。現在、この現象による不具合や事故は報告されていないとのこと。