トヨタが「豆乳」を開発? 高オレイン酸大豆の無調整豆乳、マルサンアイが発売へ

トヨタとマルサンアイが共同開発した「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳 1000ml」
トヨタとマルサンアイが共同開発した「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳 1000ml」全 1 枚

マルサンアイは9月25日、トヨタ自動車と高オレイン酸国産大豆を使用した無調整豆乳を共同開発し、10月1日より通販限定で発売すると発表した。

この新商品は「高オレイン酸 国産大豆の無調整豆乳 1000ml」と名付けられ、トヨタ自動車が進める「国産大豆応援プロジェクト」の一環として開発された。高オレイン酸大豆は、オリーブオイルの主成分であるオレイン酸を多く含み、健康効果が期待される品種だ。

トヨタ自動車は自動車生産やバイオ技術開発で培った経験とノウハウを活かし、農業の持続的な発展に向けた取り組みを進めている。その中で、国の食料戦略の柱の一つである大豆に注目。高オレイン酸大豆の開発・生産・出口づくりに一気通貫で取り組む「国産大豆応援プロジェクト」を立ち上げた。

マルサンアイは国産大豆を使用した商品を複数展開しており、トヨタ自動車の取り組みに賛同。約4年半の開発期間を経て、この度の新商品発売に至った。マルサンアイの独自技術により、大豆本来の味を引き出しつつ、青臭さや渋みを抑えた豆乳に仕上げたという。

両社は今後も協力しながら、国産大豆の活用と日本の農業支援に取り組む方針だ。高オレイン酸大豆のような特色ある大豆は、豆乳以外にも新たな用途開発を含む幅広い食品への活用が期待される。また、付加価値の高い大豆を栽培することで生産者の収益向上にも寄与できると考えられている。

食料危機への備えが叫ばれる中、大豆は貴重なたんぱく源として注目されている。今回の取り組みは、自動車メーカーが食品開発に参入するという異色の組み合わせで、国産大豆の活用と食料自給率向上を目指す新たな試みとなる。

《森脇稔》

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