次世代プレミアムミニバンは「IoT」が鍵になる、ビュイック『OMPV』が見せる未来

ビュイックの次世代プレミアムミニバンコンセプト「OMPV」
ビュイックの次世代プレミアムミニバンコンセプト「OMPV」全 7 枚

GMの高級車ブランドのビュイックは、次世代のプレミアムミニバンを提案するコンセプトカー『OMPV(Organic Mobile Private Villa)』を中国で発表した。

ビュイックの次世代ミニバンと人気の「GL8」

OMPVは、未来志向の美学を表現し、より力強いシルエットを提示している。内装は、IoT(モノのインターネット)との連携により、有機的でダイナミックな環境を実現している。

このコンセプトカーの特徴は、ユーザーのさまざまなニーズに対応し、レイアウトや照明、設備などを調整できる点にある。キャビンは、レジャーやエンターテイメントのためのリビングルーム、子供の遊び場、モバイル会議室、経営者のプライベート空間など、多様な用途に変化させることができる。人間とマシンのインタラクションは、ユーザーが感情を表現するだけで簡単に行えるという。

ビュイックは、このコンセプトカーが持続可能な質の高い生活を追求するユーザーにとって、輸送手段の想像を超えた存在になると考えている。五感を満足させる前例のない体験を提供し、ビュイックによるMPVの進化にさらなるブレークスルーをもたらす、としている。

ビュイックは、彫刻的なデザイン、洗練されたパフォーマンス、モダンなインテリア、思慮深いパーソナルテクノロジーを備えたプレミアムSUVと乗用車を投入することで成功を収めてきた。顧客サービスと販売体験、そしてビュイックの最高級ラインである「Avenir」トリムは、北米と中国で新しいユーザーを引き付けている。

特に中国市場では、1998年にSAIC-GMによって導入されて以来、1000万台以上を販売するなど大きな成功を収めている。ビュイックは、北米と中国の両市場で、手の届く高級車としての独自のアプローチを進めていく。

《森脇稔》

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