解散・総選挙急ぐ石破新内閣、自工会・片山会長「カーボンニュートラル実現などスピード感持って」【新聞ウオッチ】

自民党の石破茂総裁が新しい首相に選出され、公明党との連立による石破新内閣が発足した。

その石破氏は認証式後の記者会見で、首相就任前の異例の“公言”どおりに、今月の「15日公示、27日投開票」の衆院選実施に向け、9日に衆院を解散すると表明した。また、新しい閣僚の顔ぶれをみると、女性閣僚は2人だけで、初入閣が13人と、就任早々から“在庫一掃内閣”などと冷ややかな見方も出ているようだ。

きょうの各紙は「石破内閣発足」を1面トップのほか、社説のテーマなどでも取り上げているが、解散を急ぐ石破新内閣に対しては、とても“ご祝儀”記事とは思えないほどの論調だ。

例えば、朝日は「解散前の国会論戦の重要性を繰り返し訴えていたのは何だったのか。のっけからこれでは、信頼回復への歩みは、おぼつかない」。毎日も「新政権の方針についての議論を避け、支持率が高いうちに選挙をした方が有利になると考えているとすれば、党利党略も甚だしい」と指摘。さらに、東京は「有権者に政権選択の材料を十分に示さないまま、解散に踏み切るのは無責任極まりない」と手厳しい。

そんな中で、日本自動車工業会の片山正則会長(いすゞ自動車会長)も新内閣発足についてコメントを発表。「現在、わが国はデフレ経済からの完全脱却、カーボンニュートラルの実現、激動する国際情勢への対応など、様々な難しい課題に直面。これらの諸課題にスピード感を持って果断に取り組んでいただきたい」などと要請したが、難題山積の中で多難の船出となりそうだ。

2024年10月2日付

●石破内閣発足、防災・地方創生注力、初入閣13人、女性2日、9日解散、27日投開票(読売・1面)

●ブリヂストンも五輪撤退、最高位スポンサー日本勢ゼロ (読売・9面)

●車中泊も快適に、日産新ワゴン(朝日・6面)

●東海道新幹線開業60年、「安全」運び続けて、リニア共存未来の進路は(産経・6面)

●EV導入ヤマトが一括支援、「宅急便」の知見を収益源に、貸し出しからメンテナンスまで (日経・15面)

●国内新車販売、2年ぶり減、4~9月、認証不正が影響 (日経・16面)

●ケータハムにEV部品、ヤマハ発「イーアクセル」軽量・高性能に注力(日経・16面)

《福田俊之》

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