中国の東南汽車、Dセグ新型SUV『S09』発表…PHEVも設定

中国の東南汽車(SOUEAST)の新型SUV『S09』
中国の東南汽車(SOUEAST)の新型SUV『S09』全 4 枚

中国の東南汽車(SOUEAST)は10月1日、Dセグメント新型SUV『S09』をウズベキスタンでワールドプレミアした。

S09は「SOUL KNIGHT(魂の騎士)」を意味し、車の気品と野心を表現した名前だ。高い信頼性と家族に優しい特性を維持しながら、大胆でダイナミックな美学を追求した。ターゲットは、品質、個性、スマートな運転体験を重視するファミリー・ユーザーだ。

ボディは黄金比でデザインされ、滑らかでエレガントな外観を備えている。ボディサイズは全長4858×全幅1925×全高1780mm、ホイールベースは2850mmだ。6つの塗装色を用意し、ユーザーの多様なニーズに応えている。フロントは、連続波LEDヘッドライトと222個の個別LEDライトを備えたU字型グリルを採用し、威厳とモダンさを兼ね備えている。

車内は広く快適な空間で、5シートと7シートを自由に切り替えられる。高級感を演出するEASY OPENパワー・テールゲート、ボス・ボタンなどの先進的なデザインも装備している。

S09には、1.6T+7DCTや2.0T+7DCT/8ATなど、複数のパワートレインの組み合わせが用意されている。PHEVモデルの『S09DM』も設定される。S09DMは、熱効率44.5%の高効率ハイブリッドエンジンを搭載し、デュアルモーター駆動技術を採用。モーターの最大出力は199kW、最大トルクは395Nmで、0-100km/hの加速が7.8秒という動力性能を実現した。

Qualcomm Snapdragonチップを搭載したスマート・コックピットも備えている。6言語をサポートする音声制御システムを搭載し、Apple CarPlayとグーグルAndroid Autoでスマートなドライビング体験を実現。さらに、ACCやAEBなどの16種類のADAS機能も搭載している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  3. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
  4. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
ランキングをもっと見る