9日の日経平均株価は前日比340円42銭高の3万9277円96銭と反発。米国株高を受け半導体関連株が買われ、円相場の下落も支援材料となった。この日午後、石破茂首相が衆院解散に踏み切り3年ぶりに総選挙が実施されることとなったが、「選挙は買い」との経験則どおりに事態が進展するかどうかについて、市場では見方が分かれている。8日のニューヨークダウは126ドル高の4万2080ドルと反発。原油先物相場が下落したことで、米経済がソフトランディング(軟着陸)するとの見方が強まり、主力株に買いが入った。