Futureは10月15日、「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024」において、新型EV特定小型原付『FUTURE board 2』を発表した。
この新モデルは、モビリティサービスアプリ「GOGO」と通信連携が可能で、無人レンタルや車両の一括管理を実現する。
FUTURE board 2は、自治体や地域企業が運営する地域交通、EVバイクシェアなどに活用できる。アプリ連携により、無人での車両貸出や地域交通データ分析、CO2削減量の算定などが可能となる。
車両の特徴として、100%電気駆動で、大容量バッテリーを2個搭載可能。これにより、最大200kmの航続距離を実現した。配達や営業、周遊観光など、事業用途にも対応できる設計となっている。
走行安定性にも配慮し、バッテリー配置や車体剛性、サスペンションなどを最適化。路面の凹凸に対しても安定した走行が可能だ。また、後輪に軽量インホイールモーターを搭載し、EVならではの爽快な走りを実現している。
注目すべき点は、16歳以上であれば運転免許証不要で乗車できることだ。交通ルールを学習すれば誰でも利用可能で、CO2削減や地域交通の利便性向上に貢献することが期待される。
ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024は、10月15日から18日まで幕張メッセで開催される。Future社のブースでは、FUTURE board 2の実機展示や試乗会も予定されており、来場者は新しいモビリティの可能性を体験できる。