GM、EVオーナー向け家庭用「エネルギー貯蔵システム」発表

GMのEVオーナー向けエネルギー貯蔵システム
GMのEVオーナー向けエネルギー貯蔵システム全 2 枚

GMは、米国のEVの顧客に向けて、新たなエネルギー貯蔵システム「GM Energy PowerBank」を発表した。

この製品は、EVオーナーが電力網からエネルギーを貯蔵し、太陽光発電設備と統合するオプションを提供するもの。GMの子会社のGM Energyは、エネルギー管理製品へのアクセスを全50州で拡大している。

GM Energy PowerBankは、10.6kWhと17.7kWhのバッテリー容量のバリエーションがあり、停電時に家庭に電力を供給したり、ピーク需要時の高い電気料金を相殺するのに役立つ。顧客は、太陽エネルギーを貯蔵し、EVの充電を補完し、EVがなくても家庭に電力を供給することができる。

17.7kWhのGM Energy PowerBankを2台組み合わせることで、35.4kWhの蓄電が可能となり、平均的なアメリカの家庭に最大20時間電力を供給できる。

GM Energy PowerBankは、GM Energy Home Systemの一部として購入可能。GM Energy PowerShift充電器やGM Energy Vehicle-to-Home Enablementキットも含まれる。既にGM Energy V2Hを購入した顧客は、GM Energy PowerBankを追加することができる。

太陽光発電を統合する顧客には、GM Energyが推奨するインストーラー、クメリットが現地調査や互換性チェック、個別見積もりを提供する。

既存のGM Energy V2H製品と同様に、GM Energy PowerBankや対応する太陽光発電システムは、GMのブランドモバイルアプリを通じてアクセス可能で、シームレスなエネルギー管理を可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る