アイシンが提供する観光DX「スマートバディ」とは?…CEATEC 2024

アイシンの観光DXソリューション:スマートバディ
アイシンの観光DXソリューション:スマートバディ全 13 枚

CEATEC 2024(幕張メッセ)が10月15日に開幕。アイシンがブース出展し、「スマートバディ」というルート支援アプリを展示していた。なぜアイシンがナビアプリのようなものを出しているのだろうか。

スマートバディは、あらかじめ作成した観光ルートをダウンロードして案内してもらうアプリだ。観光DXを銘打っており、典型的な使い方は観光地の案内板やビジターセンターにQRコードを表示しておくことから始まる。QRコードは「スマートバディ」のサイトまたはアプリダウンロードにつながる。観光客は穴場情報やグルメ、ショッピング、名所めぐり、パワースポットといったテーマや体験によって、好きなルートを選び、サイトやアプリの指示にしたがって移動する。

地域のクーポンやリアルタイムなイベント情報などにも対応し、観光客はガイドブックを調べたり、自分で検索したりする必要がなく、ご当地の名所めぐりや望みの体験(リラックス、スポーツ、山あるきなど)を選ぶだけでよい。

事例としては自治体のまちおこしや観光案内利用が多いが、レンタカーやシェアカー事業者が、体験つきの車両貸し出しのために利用することもあるという。

と、ここまでは自治体の活性化や観光客誘致などに応用できるモビリティソリューションのひとつとしての説明だ。レスポンスとして気になるのは、なぜアイシンが観光DXなのだろうか、という点だろう。


《中尾真二》

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】「カッコよさ」盛り込んだ軽ハイトワゴンの逆襲…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る