「完全キャッシュレス」なバスの実証運行、11月6日から横浜の2路線で

横浜市交通局が完全キャッシュレスバスの実証運行を11月6日から2路線で
横浜市交通局が完全キャッシュレスバスの実証運行を11月6日から2路線で全 3 枚

横浜市交通局は10月18日、完全キャッシュレスバスの実証運行を、11月6日から2025年2月28日まで実施すると発表した。対象となるのは、ベイサイドブルーと109系統特急の2路線だ。

【画像全3枚】

この実証運行では、対象路線において現金での運賃支払いができなくなる。利用可能な支払い方法は、交通系ICカード、一日乗車券、クレジットカード等のタッチ決済、敬老特別乗車証、福祉特別乗車券等、市営バス定期券となる。

さらに、ベイサイドブルーでは、モバイルクリエイト、ネットスターズと共同で、二次元コード決済を利用した運賃収受実証実験も行う。これにより、路線バス乗車時における二次元コード決済の実用性を検証する。

運賃は、大人220円、小児110円(障害者等割引は大人110円、小児55円)となっている。

横浜市デジタル統括本部は、この実証運行を通じて完全キャッシュレスでの運行による課題や効果を検証するとしている。

この実証実験は、国土交通省の実証運行に参画する形で実施される。横浜市交通局は、この取り組みを通じて公共交通のデジタル化を推進し、利用者の利便性向上と運行の効率化を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  2. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  3. ホンダ『CR-V』にハイブリッド、日本発売に先駆けプロトタイプ公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. ヤマハの新型スーパースポーツ『YZF-R9』が発売前に完売!? 人気の理由は「コスパ」にあり
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る