ヴァレオとトタルエナジーズ、次世代EV向け技術開発で提携強化…パリモーターショー2024

ヴァレオのブース(パリモーターショー2024)
ヴァレオのブース(パリモーターショー2024)全 1 枚

ヴァレオとトタルエナジーズは、「パリモーターショー2024」において、次世代EV向けの革新的な技術開発で提携を強化すると発表した。EVバッテリーの性能を最適化しつつ、車両の環境負荷を削減することを目指す。

両社の協力関係には2つの主要な目的がある。1つ目は、EVバッテリー用の革新的な冷却ソリューションの開発だ。2022年から両社は、バッテリーを最適温度に保ち、自律性を向上させ、環境負荷を削減し、火災リスクから保護する液浸冷却ソリューション(誘電性液体)の共同開発に取り組んでいる。現在、超急速充電におけるシステムのパフォーマンスを確認するための実証実験を進めている。

2つ目の目的は、次世代EVを改善し最適化するための単一の流体の開発だ。この取り組みでは、新しい液浸流体の利点を車両の他の部分にも拡張していく。最終的な目標は、よりエネルギー効率が高く、自律性の高いEV用の新しい熱管理システムを開発することだ。

この提携は、より持続可能で、より安全で、より環境に優しいEV向けの革新的なソリューションを提供するという両社のコミットメントを再確認するものになる。

ヴァレオは自動車技術企業として、モビリティをよりクリーンで、より安全で、よりスマートにするためのイノベーションを続けている。一方、トタルエナジーズは総合エネルギー企業として、手頃な価格でクリーン、信頼性が高く、できるだけ多くの人々がアクセスできるエネルギーの供給に取り組んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  2. ジープ『チェロキー』新型、新写真からリアデザインが判明
  3. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  4. スズキ初の量産EV『eビターラ』に期待の声!「リーフとどっちが安い?」など価格に注目集まる
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る