ランチア、フランス市場に復帰…新型『イプシロン』を皮切りに

ランチア・イプシロン 新型
ランチア・イプシロン 新型全 3 枚

ランチアは10月21日、フランス市場に復帰した、と発表した。プレミアムハッチバックの『イプシロン』新型を投入する。この車は、ブランドの未来を再定義する3車種のうちの第一弾となる。

新型イプシロンは、ハイブリッドと100%電気自動車の2タイプで展開される。プレミアムBセグメントの頂点を狙う新型イプシロンは、多様性と最先端技術を特徴としている。伝統と現代性を融合したデザインにより、持続可能性、快適性、効率性を兼ね備えた独自の運転体験を追求する。

ランチアのフランス復帰計画の重要な要素として、高性能モデルの復活がある。各新型モデルには「HF」バージョンが用意され、『ストラトス』や『デルタ』など、ブランドの歴史を彩った伝説的なスポーツカーのパワーと俊敏性を体現する。この力強さとエレガンスの組み合わせにより、ランチアは欧州のプレミアム市場での地位を確立することを目指している。

新型イプシロンのデザインは、ランチアの新しいデザイン言語を体現している。歴史的な『アウレリア』や『フラミニア』の流麗なラインから着想を得つつ、ストラトスやデルタのようなアイコニックなモデルからスポーティな要素を取り入れている。内装は、イタリアンエレガンスを反映し、リサイクルレザーやリブ付きベルベットなどの高級素材が使用されている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. 加藤製作所、新世代ラフテレーンクレーン「SL-250RV」発売…油圧伸縮起伏ジブ採用
  4. 【プジョー 208 新型試乗】新ハイブリッド搭載で、俊敏なハンドリングがより際立つ…島崎七生人
  5. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る