年間45万台のEVに搭載へ、バッテリー新工場が稼働…ステランティスとLGの合弁

ステランティスとLGエナジーの合弁、ネクストスターエナジーのカナダ・オンタリオ州ウィンザーのEVバッテリー新工場が稼働
ステランティスとLGエナジーの合弁、ネクストスターエナジーのカナダ・オンタリオ州ウィンザーのEVバッテリー新工場が稼働全 3 枚

ステランティスとLGエナジーソリューションの合弁会社、ネクストスターエナジーは10月22日、カナダ・オンタリオ州ウィンザーのEVバッテリー新工場で、バッテリーモジュールの生産を開始した、と発表した。これは同社の事業拡大における重要な節目となる。

2022年の起工式以来、7500人以上のカナダ人技術者が570万時間以上の建設作業に従事し、日々平均2000人以上が現場で働いている。この大規模プロジェクトは、北米のバッテリー技術と生産におけるリーダーを目指す同社の意気込みを示しているという。

バッテリーモジュールの生産開始に続き、最終段階となるセル製造は2025年に開始される予定だ。完成後の工場は年間生産能力49.5ギガワット/時を持ち、これは年間45万台のEVに電力を供給できる規模となる。


《森脇稔》

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