“鉄仮面”デザイン採用で走りも進化! 新型ヤマハ『MT-07』、クラッチ操作が必要ない次世代MT搭載へ

ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)
ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)全 28 枚

ヤマハ発動機の次世代自動変速トランスミッション「Y-AMT」を搭載した、第2弾となる新型スポーツバイク『MT-07』が発表された。2025年モデルとなる新型MT-07は、Y-AMT採用だけでなく、デザイン、走行性能も進化させている。

“鉄仮面”デザインと「Y-AMT」を採用した新型『MT-07』

MTシリーズは軽量さとスポーティな走りにこだわり続けてきた。その哲学は第4世代となる新型MT-07にも継承され、Y-AMTをはじめとする最新技術を追加したにも関わらず従来モデルよりも1kgの軽量化に成功、690ccのCP2パラレルツインエンジンを搭載しながら183kgを実現した。

ヤマハ MT-07 2025年モデル(海外仕様)ヤマハ MT-07 2025年モデル(海外仕様)

エクステリアデザインも刷新。先行する新型『MT-09』と共通する世界観を踏襲し、“2つの目”を持つ鋭い表情のLEDフロントフェイスを採用。彫刻的な造形のコンパクトな燃料タンク、独特の形状のテールユニットまで、すっきりとした外観を実現するためにデザインチームはパッケージングに細心の注意を払ったという。LEDテールランプはマシンとライダーのつながりを強調するデザインとした。

ライドバイワイヤスロットル技術を採用することで、走行性能のアシストが進化。YRC(ヤマハライドコントロール)はライダーの好みや道路状況に合わせてパワー特性を3段階に変更することが可能に。YCC-Tによりトラクションコントロールの切り替え、介入のオフ設定も可能とした。「スポーツ」と「ストリート」の2モードがプリセットされており、3つ目の「カスタム」は、TFTダッシュボードまたは無料の「MyRide」アプリから設定することが可能となっている。

ヤマハ MT-07 2025年モデル(海外仕様)ヤマハ MT-07 2025年モデル(海外仕様)

新設計の車体に加え、ライディングポジションも見直した。狭いウエストラインと805mmのシート高により、幅広いライダーが乗車できる一方で、体格の大きいライダーにも十分なバランスと広さを確保したとしている。前モデルと比較して、ハンドル位置が18mm広く、22mm低く、9.3mm後方に配置された。また、フットペグが 10mm低くなっており、足元のスペースが広くなっているのもポイントだ。容量をそのままにより幅を狭めたタンクは、ニーグリップを改善。より走りに集中できるバランスとなっている。

このほかにもエンジンサウンドの強化、41mm倒立フォークを採用したフロントサスペンション、MT-07として初となるデュアル4ピストンラジアルマウントブレーキキャリパーを採用、アシスト&スリッパークラッチを標準装備した。

そして目玉となるのがY-AMTだ。

ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)

9月末に日本での販売を開始した新型「MT-09 Y-AMT」に続いて、CP2プラットフォーム初採用となる新世代の自動変速トランスミッション「Y-AMT」をMT-07に搭載。クラッチレバーが存在しないMT-07 Y-AMTは、ATモードではペダル操作も必要のないイージーライディングを可能とするだけでなく、MTモードではハンドル左のプラスボタン(レバー)とマイナスボタンを人差し指と親指で操作することでシフトチェンジを行うことができる。

またATモードではシフトパターンを「D」と「D+」に切り替えが可能で、「D+」ではより高いエンジン回転数でシフトアップをおこなう制御となり、ATながらスポーティかつインテリジェントなライディングを楽しむことができる。Y-AMTはクラッチ操作、ペダル操作を必要としないことで、走行ラインや車体の制御に集中することが可能になる。これによりライダーと車体との人馬一体感をより感じることができるはずだ。

ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)ヤマハ MT-07 Y-AMT 2025年モデル(海外仕様)

また、MT-07 Y-AMT専用のクルーズコントロールも標準搭載。高速道路での快適性を高め、ライダーの疲労を軽減することで、ワインディングでの走りをより楽しむことができるだろう。初めての大型バイクの選択肢としても、扱いやすくエキサイティングなフルサイズマシンを求めるベテランライダーにとっても、魅力的な選択肢となる。

今回の発表は欧州発。日本への導入は明かされていないが、そう遠くない将来に期待できるだろう。

《レスポンス編集部》

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