新型歩行領域モビリティ「COMOVE」、大阪で無人シェアリングの実証実験へ…OpenStreet

OpenStreetの新型歩行領域モビリティ「COMOVE」
OpenStreetの新型歩行領域モビリティ「COMOVE」全 1 枚

モビリティシェアリングサービスを展開するOpenStreetは10月24日から、大阪府堺市および大阪府住宅供給公社と連携し、歩行領域モビリティ「COMOVE(コモビ)」の無人シェアリングに向けた実証事業を11月から開始すると発表した。

「COMOVE」は、2023年4月の改正道路交通法施行により新設された車両区分「移動用小型車」に分類される乗り物だ。年齢制限がなく、運転免許も不要で利用できる新しい移動手段として注目されている。

この実証事業は、SENBOKUスマートシティコンソーシアムにおける「モビリティWG」の取り組みの一環として実施される。車両の貸し出しやメンテナンスなどの運用は大阪府住宅供給公社が担当する。

OpenStreetは、すでに電動アシスト自転車や電動サイクルなどのシェアリングサービス「HELLO CYCLING」を25都道府県、約9200カ所以上で展開している。また、小型EVやEVスクーターのモビリティシェアサービス「HELLO MOBILITY」も5都県97カ所で提供中だ。

同社は2020年3月に堺市と連携協定を締結し、「HELLO CYCLING」を導入。2024年7月からは泉北ニュータウン地域で電動サイクルのシェアリングサービス実証事業も開始している。

今回の「COMOVE」の無人シェアリング実証は、歩行者と共存できる新しいモビリティの可能性を探る重要な取り組みとなる。

《森脇稔》

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