噂のレクサス『LFA II』、実車がついに現れた! 900馬力の4.0リットルV8ハイブリッド搭載か?

レクサス LFA II 市販型プロトタイプ
レクサス LFA II 市販型プロトタイプ全 19 枚

レクサスはスーパースポーツ『LFA』の後継モデルを開発中だ。『LFA II』の仮称で呼ばれている新型車だが、その市販型プロトタイプをスクープ班のカメラが初めて捉えた。場所は高速テストの聖地、ドイツのニュルブルクリンクだ。

6月にトヨタ『GR GT3』レーシングカーのプロトタイプをスクープしたが、この公道バージョンがLFA IIであることがわかった。プロトタイプは、GT3レースカーのアグレッシブなスタンスとプロポーションを維持しているが、いくつかのディテールは公道用に新設計されている。

フロントエンドでは、大きく口を開いたトラック重視の吸気口の代わりに、コンパクトにされた吸気口が見られ、カナードは控えめになっている。特にボンネットのエアスクープは、かなり小さく設計されているようだ。

リアセクションを見ると、さらに興味がそそられる。特大のレースカーウィングはコンパクトな固定式スポイラーに置き換えられ、すっきりと洗練されえた印象になった。LEDテールライトの下の下では、再設計された吸気口が配置され、リアディフューザーは、トラック専用バージョンのサイドマウント排気口とは大きく異なる、4本のエキゾーストパイプを収容するように新設計されている。また、F1譲りの巨大サードブレーキライトは削除され、公道車らしくナンバープレートホルダーに置き換えられた。

足回りでは、粘着性のある20インチの「ミシュランパイロットカップ2」を履いており、フロントは265/35、リアは325/30と確認されている。

レクサス LFA II 市販型プロトタイプレクサス LFA II 市販型プロトタイプ

GT3からかなり修正されたが、カメラマンによると、プロタイプには明らかに調整が必要な部分がまだあるという。フラッグシップスポーツカーが公道に出るまでには、LEDグラフィックス、サイドミラー、ウィンドウの全体的なデザインなど、いくつかの追加変更が予想される。

パワートレインは、ハイブリッドを伴う4.0リットルV8ツインターボエンジンを搭載、システム合計出力は800psから最大900psとも噂される。ワールドプレミアは2025年後半、価格はLFAの3750万円と同クラスと予想され、市販型のラインナップ展開では高性能仕様の「LFR」も候補に上がっている。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る