アウディスポーツ史上最強のエンジン車、『RS Q8』に631馬力の「performance」登場

アウディRS Q8 performance
アウディRS Q8 performance全 5 枚

アウディは10月24日、『Q8』の2025年モデルに米国で「RS Q8 performance」を追加すると発表した。この631hpのSUVは、アウディスポーツ史上最強の量産内燃エンジンモデルとして位置付けられている。

RS Q8 performanceは、日常的な使いやすさと実用性を備えながら、RSモデルに期待される優れたハンドリングと加速性能を兼ね備えている。4.0リッターV8ツインターボエンジンのパワーアップに加え、大型のカーボンセラミックブレーキ(前17.3インチ/後14.6インチ)、チューニングされたアダプティブスポーツエアサスペンション、最適化されたセルフロッキングセンターデファレンシャルを備えたquattroオールホイールドライブシステムを採用している。

外観デザインは、2025年モデルのQ8および『SQ8』のアップデートを反映した新しい要素を取り入れている。マットカーボンの外装デザインパッケージやRSデザインパッケージなど、RSモデル専用のカスタマイズオプションも拡充された。

フロントバンパーには、特徴的なエアインテーク、ハニカム構造、マットグレーのブレードが採用され、RS Q8 performanceがシリーズ最上位モデルであることを明確に示している。大型のシングルフレームグリルは、個々のハニカムセルが3次元的な構造に再解釈されている。

8気筒エンジンは、631hpのパワーと627lb-ftのトルクを発生し、0-96km/h加速を3.4秒で達成する。電子制御された最高速度は305km/hに制限されている。

新開発の軽量化された排気システムにより、バックプレッシャーが低減され、よりスポーティで印象的なサウンドを生み出している。オプションでRSスポーツエキゾーストシステムも選択可能だ。

RS Q8 performanceは、quattroオールホイールドライブを標準装備し、より素早いシフトタイミングにチューニングされた8速ティプトロニックトランスミッションと組み合わされている。コンパクトで軽量な機械式センターデファレンシャルは、エンジンパワーを前後アクスルに40:60の比率で配分する。

《森脇稔》

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