BMW「M135」にサーキット走行にも対応する「Mテクノロジーパッケージ」設定へ

BMW M135 xDrive
BMW M135 xDrive全 5 枚

BMWは11月から、『1シリーズ』新型の最上位モデル「M135 xDrive」に、新たな高性能パッケージ「Mテクノロジーパッケージ」を欧州で設定すると発表した。このパッケージは、M135 xDriveの性能をさらに引き上げ、サーキット走行にも対応できる仕様となっている。

Mテクノロジーパッケージの主な特徴は、軽量化と剛性向上だ。フロントショックアブソーバーには特に強化されたピストンロッドを採用し、軽量かつ高剛性のアルミニウム製アンチロールバーや追加のアンダーフロアブレーシングを装備することで、ステアリング精度と車両の応答性を向上させている。

さらに、ステアリングとコントロールシステムにも専用のアプリケーションを採用。Mコンパウンドブレーキと鍛造M軽量アルミホイールの装着により、車両重量の軽減も図っている。19インチホイールにはスポーツタイヤが標準装備され、オプションでサーキット用タイヤも選択可能だ。

これらの改良により、サーキットでのラップタイムが大幅に向上し、日常走行でもその効果を実感できるという。外観では、拡張されたMハイグロスシャドーラインエクステリアトリムを採用し、インテリアには一体型ヘッドレストとバックレスト上部に発光するMロゴを備えたMスポーツシートを装備している。

BMWは同時に、11月から1シリーズ新型の全モデルのエクステリアカラーにファイアレッドメタリック、BMWインディビジュアルタンザナイトブルーメタリック、Mブルックリングレーメタリックを追加する。また、19インチY型スポークデザインの鍛造アルミホイールも新たにラインナップに加わる。

M135 xDriveおよびMスポーツパッケージ装着車では、これらのホイールにスポーツタイヤを組み合わせることが可能だ。さらに、Mテクノロジーパッケージの一部としてサーキット用タイヤも選択できる。その他のモデルでは、ダーククロームのインテリアトリムが標準装備となる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
  3. インフィニティが「中型SUVクーペ」のコンセプト公開、モチーフに「竹林」と「歌舞伎」
  4. 街乗りでも効く! ペダルタッチをカチッと仕上げるフルード活用術~カスタムHOW TO~
  5. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る