メルセデスベンツの新型電動トラック、中核技術「フロントボックス」生産開始

メルセデスベンツの新型電動トラック『eActros 600』向け「フロントボックス」生産開始
メルセデスベンツの新型電動トラック『eActros 600』向け「フロントボックス」生産開始全 6 枚

メルセデスベンツは、新型電動トラック『eActros 600』向けのEVパワートレインの生産をドイツ・マンハイム工場で開始した。

eActros 600には、マンハイム工場で製造される重要な部品「フロントボックス」が搭載される。フロントボックスは、複数の制御ユニット、高電圧部品、電動エアコンプレッサーを含む複雑な技術モジュールで、従来のディーゼルエンジンが占めていたスペースに配置される。1000以上の部品で構成されるこのモジュールは、トラックの運転に不可欠な多くの機能を担っている。

開発過程では、限られたスペースに多数の部品を収めることが大きな課題だったが、最終的に「層状構造」という手法で解決した。これにより、個々の部品を下から上へと積み上げる構造が実現した。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る