「世界で最も効率に優れるEV」米ルーシッド『エア』が安全性でも最高評価

NHTSAの安全性評価プログラムで最高評価を獲得したルーシッド エア
NHTSAの安全性評価プログラムで最高評価を獲得したルーシッド エア全 3 枚

米国のEVメーカーのルーシッドグループは10月28日、同社の主力モデルであるルーシッド『エア』が、米国道路交通安全局(NHTSA)の新車アセスメントプログラム(NCAP)において、最高評価の5つ星を獲得したと発表した。

【画像全3枚】

NHTSAの新車アセスメントプログラムは、米国政府が実施する自動車の安全性評価プログラムで、前面衝突、側面衝突、横転の3つのテストを行い、その結果を1つ星から5つ星で評価する。ルーシッド・エアは、全てのテストにおいて最高得点を記録し、総合評価でも5つ星を獲得した。

この評価は、ルーシッド・エアのピュア、ツーリング、グランドツーリング、サファイアの全モデルに適用される。ルーシッド社は、高強度で軽量なアルミニウム構造を採用し、革新的なバッテリーパック設計を取り入れることで、車両全体の強度を高めている。

『ルーシッド・エア・ピュア』の2025年モデルの場合、1kWhあたり5マイル(約8km)の走行距離と146MPGeのEPA評価を達成。これにより、世界で最も効率に優れるEVになるという。

ルーシッド・エア・ピュアは、84kWhのバッテリーパックでEPA推定420マイル(約675km)の航続を実現しており、持続可能な交通手段の新たなマイルストーンを打ち立てた。これにより、他のどの車両よりも少ない電力で長距離を走行できるため、バッテリーパックのサイズを小さくし、原材料の使用量を削減することが可能にしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  5. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る