レクサスの最上級セダン『LS』が35周年、最新モデルが米国発表 5種類のホイール&カラー

レクサス LS500(米国仕様)
レクサス LS500(米国仕様)全 14 枚

レクサスは11月6日、最上位セダン『LS』の2025年モデルを米国で発表した。

初代LS(日本名:トヨタ『セルシオ』)の誕生から35周年となる。長い歴史を持つLSは、洗練されたデザイン、高性能、そして卓越した職人技によって、ブランドの最上位モデルとしての地位を確立している。2025年モデルは、高級セダンの頂点としての魅力を維持しているという。

2025年モデルのLSは、グレードに応じて5種類の専用ホイールデザインとカラーが用意される。ガソリンモデルには、最新の安全技術パッケージ「レクサスセーフティシステム+ 3.0」が標準装備されるほか、デジタルキー機能、ヘッドアップディスプレイ、12.3インチのマルチインフォメーションディスプレイも搭載される。

レクサス LS500 F Sport(米国仕様)レクサス LS500 F Sport(米国仕様)

パワートレインに目を向けると、「LS 500」は3.5リットルV6ツインターボエンジンを搭載し、416hpのパワーと442lb-ft(599Nm)のトルクを発生。0-96km/h加速は4.6秒を記録する。10速オートマチックトランスミッションと組み合わせることで、エンジンの性能を最大限に引き出している。

一方、ハイブリッドモデルの「LS 500h AWD」は、V6エンジンとレクサスマルチステージハイブリッドドライブを組み合わせ、システム合計出力354hpを実現。20インチのノイズリダクションホイールを採用し、高級感と静粛性を両立させている。

さらに、LS 500h AWDには「レクサスチームメイト」と呼ばれる先進運転支援システムが搭載される。これは人と車両が協調して安全で便利、効率的なモビリティを実現するという「モビリティチームメイトコンセプト」に基づいて開発されたもので、「アドバンストドライブ」と「アドバンストパーク」の2つの機能を提供する。

2025年モデルは年内に米国のディーラーに到着する予定だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  4. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る