14日の日経平均株価は前日比185円96銭安の3万8535円70銭と3日続落。米国株高、為替円安を好感し、輸出関連株を中心に買いが先行。海外投資家の買いも目立ったが、戻り待ちから上値が重く、引けにかけマイナス圏に沈んだ。
13日のニューヨークダウは47ドル高の4万3958ドルと反発。朝方発表の物価指標が予想通りの内容で、インフレ再燃に対する過度な警戒感が後退。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ期待を支えに、主力株への買いが優勢な展開となった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。電気自動車(EV)のテスラは0.53%高。
外国為替市場で円相場は1ドル=156円台と4カ月半ぶりの水準へ下落したが、自動車株は高安まちまち。