ヤマハの「グリスロ」に花と笑顔が咲いた…横浜赤レンガで“グリーンなライブフェス”、11月16~17日開催

「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ
「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ全 27 枚

ヤマハ発動機は、横浜赤レンガ地区で11月16日に開幕した「Local Green Festival '24」に出展。花と緑、アートに彩られた「グリーンスローモビリティ」を展示し、来場者の関心を集めている。「映えスポット」としても注目されており、乗り込んで記念撮影する姿が多く見られ、会場には色とりどりの花と笑顔が咲いた。

「Local Green Festival '24」は今回で5回目を迎える野外ライブイベント。今年は11月16日と17日の2日間にわたり、夜21時まで開催される。

世界中から多種多様なアーティストが出演し、例年4万人規模の集客を誇る一大イベントで、“Life with Green”をコンセプトに掲げ、フェスティバルを通じて緑の大切さを伝え、「緑が増えれば海や山や街がもっと綺麗になる。そして生活がもっと豊かにできる」という環境意識を持った、ボタニカルな演出で満たされたイベントとなっている。

「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ

ヤマハは、フリーエリアの目抜通りにブースを出展。グリーンスローモビリティ(低速モビリティ)のコンセプトモデルを展示。地元横浜で人気の生花店「the bulb book」に協力によって、、車体が見えないほどの草木や色とりどりの花で覆われた。ブースの背景には、自然界のエネルギーや植物の生い茂る様など、ボタニカルなデザインで人気のデザイナー「Luise Ono(オノ ルイーゼ)」さんによる壁画デザインを展開。写真映えスポットとして老若男女、多くの来場者が見て触れて楽しんでいる様子がうかがえた。

グリーンスローモビリティ(グリスロ、GSM)は、国土交通省と環境省が導入を推進している時速20km未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービスで、その車両も含めた総称。地域が抱える様々な交通課題の解決や低炭素型交通の確立が期待されている。

ヤマハは長年のゴルフカートの経験を活かし、グリーンスローモビリティを開発。さまざまな地域への導入、実証実験を進めている。窓がない開放的な車両のため、乗ったまま、車内外の人々と話したり、握手したり、自然とコミュニケーションが生まれることから、地域の交通課題の解決だけでなく、コミュニケーションツールとしての可能性も視野に入れている。

「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ

とはいえ、今回の展示ではグリーンスローモビリティの有用性を全面に押し出したというわけではなく、イベントを訪れる若い世代に向けてヤマハブランドの認知向上を図るのがねらいだという。ブランドのユニークさやクールさを感じてもらい、将来のファンづくりをめざす。

会場では、ヤマハが運営するオウンドメディア「HATSUDO」(https://www.instagram.com/hatsudo_official/)のインスタグラムアカウントをフォローすることで、生花をプレゼント。さらに「#ヤマハlgf」をつけて、ブースで撮影した写真をインスタグラムに投稿すると、抽選で5名にYAMAHAポータブルBluetoothスピーカー「WS-B1A」をプレゼントするなどで関心を集めていた。

「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ「Local Green Festival '24」に展示されたヤマハのグリーンスローモビリティ

「Local Green Festival '24」は、11月16日と17日の2日間にわたり開催。11時00分開場、12時00分開演、21時00分終演予定。会場は横浜赤レンガ地区野外特設会場。3つのエリアに分かれ、国内外のアーティストがパフォーマンスを披露する。誰もが知る有名ミュージシャンから新進気鋭の若手バンドまで、色とりどりの音楽が楽しめるイベントとなる。

ヤマハが出展するフリーエリアには、様々なブース出展もあり、ライブチケットを購入せずともイベントを大いに体感することができる。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW R1300RT 試乗】200km/hクルーズの快適さは、もはや飛行機レベル…佐川健太郎
  2. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. 山陽道・福山SAにガシャポン専門店、中国地方初 7月18日オープン
  5. 名車「964型ポルシェ 911」を最新の姿に甦らせる、シンガーが最新レストア作品披露へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る