貴重なブリストルやロールスなども…第27回幸手クラシックカーフェスティバル

第27回幸手クラシックカーフェスティバル
第27回幸手クラシックカーフェスティバル全 48 枚

埼玉県幸手市の県営権現堂公園駐車場で11月10日、「幸手クラシックカーフェスティバル」が開かれ、貴重なビンテージカーや昭和のクルマなど、約200台近くが集まった。

【画像全48枚】

市民祭りの一環として1996年に始まり、2007年からは地元の「埼玉クラシックカークラブ」が中心となって運営を続けてきた老舗の旧車イベント。今回で第27回目の開催となった。

エントリーしたのは、実行委員の10台に一般募集された190台。「ワク井ミュージアム」からは、若林恭平館長がなんと日々通勤として使用しているというロールス・ロイス『トゥエンティ』(1928年)と、最初にインドのマハラジャにデリバリーされたという歴史を持つ『シルバーゴースト』マハラジャ(1914年)を特別展示。100年前のクルマが今も立派に走ることに驚くギャラリーから盛んに質問が飛んでいた。

また、今回はブリストル『406』(1960年)も目玉の1台。「小型のベントレー」を目指した少量生産の高級クーペだ。航空機会社ならではのノウハウを盛り込み、直列6気筒OHVの2216ccにソレックスキャブを3連装し105馬力を絞り出した。4輪ディスクブレーキの採用も先進的だ。この個体は自動車評論家の故・川上完氏の愛車だったという。

赤じゅうたんの上に停車しての愛車紹介は、このイベントならでは。それぞれの愛車自慢にギャラリーたちが聞き入った。

所有歴が50年以上というクルマも多かった。トヨタ『スポーツ800』(1967年)、ホンダ『N360』(1969年)、日産『フェアレディ240Z』(1971年)、スバル『1000』スポーツ(1968年)、トヨタ『パブリカ』コンバーチブル(1968年)、トヨタ『コロナ』(1965年)などで、いずれも年代を感じさせないコンディションを保っていた。

この日は朝早くから来場者用の駐車場が満杯となり、少し離れた駐車場も続々と埋まっていった。東京都内から両親に連れられて来たという小学5年生男子は、フィアット『500R』(1973年)の運転席に座らせてもらい「かっこよくてすごい!」とニコニコ顔だった。

主催者の鈴木初雄委員長も感慨ひとしきりの様子。「これだけ続いてきたのが不思議なくらいですが、年々申し込みが多くなっているのはありがたいこと。まずは30回を目指していきたい」と話していた。

《嶽宮 三郎》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期スズキ『ソリオ』は“走り”で逆襲! 新世代HEV採用で2027年以降登場か?
  2. 150万DLでも終了へ…パイオニア「COCCHi」が約3年で幕を閉じる本当の背景
  3. ドア&エアコン付きゴルフカート、国内初の100台規模導入…アコーディア・ゴルフとPGM
  4. メルセデスベンツの新型電動ミニバン『VLE』、AMGラインなど新グレード追加…8人乗りも設定
  5. ヤマハモーターエンジニアリング、保育現場の負担を軽減する「電動アシストお散歩カー」開発、9月受注開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. KYB、パワースポーツ車両向けEPSを米ポラリス社のオフロードビークルに展開
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
  5. トヨタ・モビリティ基金、欧州水素地域イニシアチブ始動…最大5地域を支援
ランキングをもっと見る