アルピーヌF1とマイクロソフト、教育用『マインクラフト』で若者にSTEM啓発

アルピーヌF1チームとマイクロソフトが教育用『マインクラフト』で若者にSTEM啓発
アルピーヌF1チームとマイクロソフトが教育用『マインクラフト』で若者にSTEM啓発全 4 枚

アルピーヌは、BWTアルピーヌF1チームとマイクロソフトが、「Race into STEM」イニシアチブの一環として、ゲームソフト『マインクラフト』教育版の世界を新たに公開したと発表した。

このプログラムは、モータースポーツにおけるジェンダーの多様性を促進し、若者向けに教育コンテンツを提供することを目的としている。

マインクラフト教育版の世界では、イギリスのオックスフォードシャー州エンストーンにあるBWTアルピーヌF1チームの工場が8ビットで再現されている。プレイヤーは施設を探索しながら、現代のF1マシンの製作やレースについて学ぶことができる。

ゲーム内では、チームの従業員が登場し、自身の役割や車に関する重要な概念を説明する。ビルド・アンド・テスト部門長のダリア・ラモス・ゲラ氏や最高財務責任者のジェマ・ラング氏など、上級メンバーも登場し、F1における彼らの役割の重要性を解説する。

プレイヤーは風洞でマシンをテストしたり、ピットストップに参加したりするなど、さまざまなアクティビティを体験できる。

アルピーヌF1チームとマイクロソフトが教育用『マインクラフト』で若者にSTEM啓発アルピーヌF1チームとマイクロソフトが教育用『マインクラフト』で若者にSTEM啓発

これまでに世界中で100人以上の学生がイベントに参加し、デジタルプラットフォームには99か国から8万回以上のアクセスがあった。オンラインリソースは世界中で無料で利用可能で、FIA Girls on Track UKが監修したカリキュラムやBWTアルピーヌF1チーム従業員の映像なども含まれている。

チームはミドル・バートン小学校の生徒たちをエンストーンに招待し、新しいマインクラフト教育版の世界を体験してもらった。生徒たちは工場見学も行い、ゲームに登場する従業員との質疑応答セッションにも参加した。

この教育用マインクラフト世界は、マインクラフト教育版のウェブサイトで今すぐプレイすることができる。

アルピーヌF1チームとマイクロソフトのこの取り組みは、若者たちにSTEM分野への興味を喚起し、モータースポーツにおける多様性を促進する試みだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
  5. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る