2億年前の石材を使ったベントレー!? 「テクスチャー表現」に匠のワザ光る4台

ベントレー『コンチネンタルGTスピードコンバーチブル』の「テクスチャー表現」コレクション
ベントレー『コンチネンタルGTスピードコンバーチブル』の「テクスチャー表現」コレクション全 7 枚

ベントレーは11月20日、マリナービスポークスタジオの創造力を存分に発揮した「テクスチャー表現」コレクションを発表した。このコレクションは、4台の『コンチネンタルGT スピード コンバーチブル』で構成されており、ベントレーランチョミラージュとマリナービスポークチームが共同で製作した。

各モデルには、マリナー独自のカラーパレットからサテン塗装が施されており、その仕上げには最大55時間もの緻密な職人技が注がれている。さらに、2億年前の薄い石材を使用したベニアや、コーチェラバレーの風景をモチーフにしたブラインド刺繍を施した特注アップホルスタリーなど、卓越した特徴が随所に見られる。

コレクションの4台は、それぞれコーチェラバレーの多様な風景からインスピレーションを得ている。星空をイメージしたピーコックブルーサテン、砂丘の流動的な形状を表現したゴーストホワイトパールサテン、夕日に照らされた山々を表現したハバナサテン、そしてブリティッシュレーシンググリーンサテンの4色が採用されている。

ベントレー『コンチネンタルGTスピードコンバーチブル』の「テクスチャー表現」コレクションベントレー『コンチネンタルGTスピードコンバーチブル』の「テクスチャー表現」コレクション

内装にも細部にわたる工夫が施されており、座席上部やトノーカバーには、それぞれの風景をモチーフにした特注のキルティングが施されている。例えば、砂丘をイメージしたモデルでは、100時間以上かけて砂丘の流れるような模様を再現している。

ベントレーは、このコレクションを通じて、色彩選択だけでなく、ダイナミカ素材の柔らかな触感、石材ベニアの冷たい感触、キルティングの柔らかな輪郭など、質感や形状にも注目した無限の創造の可能性を顧客に提示している。

「テクスチャー表現」コレクションは、マリナービスポークスタジオの卓越した技術力と創造性を示すショーケースとなっており、高級車市場における新たな表現の可能性を切り開いている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る