AI教習所による「運転の人間ドック」構想実現へ、眼球運動解析のスタートアップが参画

AI教習所による「運転の人間ドック」構想実現へ、眼球運動解析のスタートアップが参画(写真はイメージ)
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損害保険ジャパン(損保ジャパン)は11月22日、AI教習所が推進する「運転の人間ドック」構想の実現に向けた共同研究に、眼球運動解析技術を持つスタートアップ企業のMEDEMILが参画すると発表した。

この共同研究では、「挙動」「技能」「医学」の三位一体による運転評価を目指している。これにより、運転の人間ドックにおける診断精度の向上が期待されている。

損保ジャパンとAI教習所は、交通事故を未然に防ぐための取り組みとして、複合視点による運転評価に基づき、ドライバーの運転寿命延伸や安心・安全な運転ができる環境を構築することを目指している。

MEDEMILは東京医科大学在籍の学生発スタートアップ企業として誕生した。「眼で診る健康、目で見る未来」を企業コンセプトに掲げ、眼球運動解析技術の研究開発を通じて、人々の健康に貢献することを目指している。

同社は2024年7月1日に、眼の動きから運転能力を測定する装置「MEDEMIL Drive」の先行受注生産販売を開始した。この技術が今回の共同研究に活用される。


《森脇稔》

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