VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024

フォルクスワーゲン・ティグアン新型(米国仕様)
フォルクスワーゲン・ティグアン新型(米国仕様)全 5 枚

フォルクスワーゲンは11月21日、米国で開幕したロサンゼルスモーター2024において、SUV『ティグアン』の新型を発表した。米国向けの新型ティグアンは、日本や欧州仕様とは異なり、ひと回り大きい『タイロン』をベースにしているのが特徴。

全面的に刷新された新型は、洗練された高品質なインテリアと先進的なインフォテインメントシステムを採用し、車内体験を向上させている。これらの改良により、ティグアンは手頃な価格で多目的に使えるSUVとしての地位を強化し、機能性と魅力的な走行体験を両立させている。

新型はMQB evoプラットフォームを採用し、全く新しいボディパネル、短くなったリアオーバーハング、わずかに延長されたホイールベースを特徴としている。エクステリアデザインは大胆で表現力豊かで、従来型よりも高く力強いフロントノーズ、スリムなヘッドライト、オプションのLEDライトバーと発光ロゴにより、独特の光の表情を作り出している。

フォルクスワーゲン・ティグアン新型(米国仕様)フォルクスワーゲン・ティグアン新型(米国仕様)

インテリアでは、品質が大幅に向上し、洗練されたエレガントなデザインを採用している。本物のアメリカンウォールナット木目装飾、ラッピングとダブルステッチが施されたセンターコンソール、アップグレードされたサヴォナレザーインテリア、エンボス加工されたクロスシートなど、高級感のある素材を使用している。

新世代のインフォテインメントとユーザーインターフェースにより、先進的な体験を提供する。10.25インチのデジタルコックピットProシステムが標準装備され、新しい中央インフォテインメントシステムには12.9インチのディスプレイが標準装備されている。

パワートレインは、2.0リットルターボチャージャー付きEA888 4気筒エンジンを搭載する。最大出力は従来の184hpから201hpにアップしている。さらに、新型は前モデルより約77kg軽量化されており、燃費と加速性能の向上に貢献している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  3. 新型ドゥカティ『パニガーレV2S』日本上陸に「スイングアームアームすげー」「日本じゃ全力は使えない」など驚きの声
  4. 125ccスクーターでもここまで違う!? スズキ『バーグマン』とヤマハ『NMAX』を徹底比較
  5. ホンダ『プレリュード』新型、シビック タイプRのサスペンションとブレーキ技術搭載へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る