地上を転がって移動できるドローン!? DICが「CES 2025」で発表へ

DICの全方位マルチコプター『HAGAMOSphere(アガモスフィア)』
DICの全方位マルチコプター『HAGAMOSphere(アガモスフィア)』全 1 枚

DICは、2025年1月に米国ラスベガスで開催されるCES 2025において、全方位マルチコプター『HAGAMOSphere(アガモスフィア)』を初公開する。

プロトタイプは、革新的なデザインとエンジニアリング機能が評価され、「CES Innovation Awards 2025 Honoree」を受賞した。DICグループとして初の受賞となる。

『HAGAMOSphere』は、8つのプロペラを独自のアルゴリズムで制御し、機体を傾けずに移動可能。さらに、球体ガードを装着することで地上を転がって移動することもでき、陸上と空中の両方での活動が期待される。

DICは印刷インキや顔料、合成樹脂をグローバルに展開するファインケミカルメーカー。経営ビジョンは「彩りと快適を提供し、人と地球の未来をより良いものに Color&Comfort」であり、社会課題を解決するものづくりを目指している。

CES2025では、DICのコンセプトモデル『HAGAMOSphere』を紹介し、業界内外に技術やソリューションをアピールする。新たなビジネスパートナーの発掘や新たな価値の提案を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  2. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  3. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  4. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  5. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る