NIO、第3のブランド「ファイアフライ」で小型EV市場参入へ

NIOの第2ブランド「ONVO(楽道)」の電動SUV『L60』(参考画像)
NIOの第2ブランド「ONVO(楽道)」の電動SUV『L60』(参考画像)全 2 枚

中国のEVメーカーのNIO(蔚来汽車)は、第3のブランド「firefly」(ファイアフライ)を正式に発表した。同社は高級EV市場で10年にわたる実績を持つが、今回のfirelyブランドでコンパクトEV市場への参入を図る。

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firelyは、NIOにとって小型パッケージにおける革新と洗練さの象徴とされている。同ブランドは、デザイン、安全性、空間、知能、エネルギー効率の面でユーザーの期待を超える製品を提供し、世界のコンパクトカー市場に新時代をもたらすことを目指している。

firelyブランドの最初のモデルは12月に開催される「NIO Day 2024」で発表される予定。この最初のモデルの納車は、2025年前半に開始される見通しだ。

この新ブランドの立ち上げにより、NIOは製品ポートフォリオをさらに拡大し、既存の販売チャネルを活用して効率的な成長を推進する狙いがある。コンパクトEV市場は世界的に拡大傾向にあり、NIOの参入は業界に新たな競争をもたらす可能性がある。

NIOは2014年11月に設立されたグローバルなスマートEV企業だ。高性能なスマート電気自動車と卓越したユーザー体験を提供することで、持続可能で明るい未来の形成に取り組んでいる。

《森脇稔》

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