世界最速の自動車用AI搭載、マヒンドラが新型電動SUV『BE 6e』と『XEV 9e』発表

マヒンドラ『BE 6e』
マヒンドラ『BE 6e』全 5 枚

マヒンドラは、新型電動SUV『BE 6e』と『XEV 9e』をインドで発表した。これらの車両は、同社の革新的な電気自動車専用プラットフォーム「INGLO」をベースに開発され、世界最速の自動車用AIシステム「MAIA」を搭載している。

マヒンドラは、この新型車の発表を通じて「Unlimit India(インドの可能性を解き放つ)」というビジョンを掲げ、インドの革新性とデザインが世界基準を超えて新たな基準を打ち立てる時代の到来を宣言した。

BE 6eとXEV 9eは、それぞれ異なる個性を持つ。BE 6eはスポーティで冒険心あふれる人々をターゲットとし、XEV 9eは洗練された優雅さと贅沢さを追求している。両モデルとも、クラス最高レベルの航続距離、インテリジェントな走行ダイナミクス、最先端の安全機能、そして映画館のような車内体験を提供する。

マヒンドラ『BE 6e』と『XEV 9e』マヒンドラ『BE 6e』と『XEV 9e』

技術面では、79kWhの先進的なLFPバッテリーパックを採用し、BE 6eは682km、XEV 9eは656kmの航続距離(MIDC P1+P2基準)を実現。175kWの急速充電器を使用すれば、20分以内に20%から80%まで充電可能だ。また、最大210kWの出力を誇る3in1統合パワートレインにより、0-100km/h加速はBE 6eが6.7秒、XEV 9eが6.8秒と高性能を実現している。

デザイン面では、マヒンドラの「Heartcoreデザイン哲学」を体現し、大胆な革新性とモダンな贅沢さを融合させている。BE 6eは鋭角的でアスレチックなシルエットを、XEV 9eは洗練されたSUVクーペデザインを特徴としている。

内装では、XEV 9eに搭載された3つの31.24cm画面による110.08cm幅のワイドシネマスコープや、BE 6eのレース仕様デジタルコックピット、さらに拡張現実ヘッドアップディスプレイ「VisionX」など、最新のテクノロジーを投入している。

《森脇稔》

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