スバル『WRX』の高性能モデル「tS」、2025年初頭より米国で発売へ

スバル WRX tS の2025年モデル(米国仕様)
スバル WRX tS の2025年モデル(米国仕様)全 7 枚

SUBARU(スバル)は11月27日、スポーツセダン『WRX』の2025年モデルを2025年初頭、米国で発売すると発表した。

WRXシリーズの2025年モデルには、新たな高性能グレード「tS」が追加される。tSはSTI(スバルテクニカインターナショナル)がチューニングを手掛けた電子制御ダンパーを採用し、ハンドリング性能と乗り心地の向上を図ったモデル。

2025年型WRXシリーズは、2.4リットルターボチャージャー付きボクサーエンジンを搭載し、271hpを発揮。全車にスバルのシンメトリカルAWDシステムを標準装備している。新たに追加されたtSグレードは、STIチューンの電子制御ダンパーに加え、ブレンボ製の高性能ブレーキシステム、19インチアルミホイールを採用している。

スバル WRX tS の2025年モデル(米国仕様)スバル WRX tS の2025年モデル(米国仕様)

tSグレードの特徴的な装備として、6ピストンフロントキャリパーと2ピストンリアキャリパーを備えたブレンボ製ブレーキシステムが挙げられる。これにより制動力と耐フェード性が向上し、優れたペダルフィーリングを実現している。また、19インチアルミホイールにはブリヂストンポテンザS007タイヤを組み合わせ、ウェット路面とドライ路面双方での性能向上を図っている。

インテリアでは、レカロ製のパフォーマンスデザインフロントシートを採用。ブラックのウルトラスエード素材にブルーのアクセントを施し、ヘッドレストには「WRX tS」の刺繍が入っている。さらに、12.3インチのフルデジタルメータークラスターを新たに採用し、先進的な印象を与えている。

ドライブモードセレクトでは、STIチューンの電子制御ダンパーの設定をコンフォート、ノーマル、スポーツの3モードから選択可能。さらに、パワーステアリング、スロットルレスポンス、アイサイトシステムの設定も調整できる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 新型『CLA』を生産するメルセデスベンツ「最新デジタル工場」の現場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る