これは車か芸術か? ジャガーが次世代EV「TYPE 00」提案…市販版は航続770kmに

ジャガーTYPE 00
ジャガーTYPE 00全 11 枚

ジャガーは12月3日、次世代デザインを提示したコンセプトEV『TYPE 00』を、米国フロリダ州で開幕したマイアミ・アートウィーク2024で世界初公開した。

「TYPE 00」は、ジャガーの新たなクリエイティブな哲学「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」を体現したモデルだ。

「TYPE 00」の名称は、ブランドの起源である「E-TYPE」に由来し、排出ガスゼロと新生ジャガーのゼロ号車両を意味する。デザインは、長いボンネット、流れるルーフライン、23インチのアルミホイール、ファストバックのプロファイル、ボートテールなど、洗練されたモダンなシルエットを特徴とする。これらは、独自の専用アーキテクチャであるJEA(Jaguar Electrical Architecture)によって実現された。

ジャガーTYPE 00ジャガーTYPE 00

「TYPE 00」は、ジャガーの精神とエッセンスを最大限に再現し、新世代ジャガーの序章となる。デザインとエンジニアリングを白紙からスタートさせ、JEAをゼロから開発した。これにより、魅力的なドライビングエクスペリエンス、卓越したハンドリング、快適な乗り心地を追求する。

最初のプロダクションモデルは4ドアGTで、2025年後半に発表予定。1回の充電で、WLTPモードで770km、EPAモードで692kmの最大航続距離を目指し、15分で最大321km分の急速充電が可能となる。

新しいフロントマスクは、垂直なフラッシュサーフェスと新しいジャガーのデバイスマークを組み合わせたデザインを採用。サイドには手仕上げの真鍮インゴットにレーザーエッチングした「leaper(リーパー)」を描き、リアビューカメラが必要に応じて出現する。リアはガラスのないテールゲートとパノラミックガラスルーフを採用し、独特な水平のストライクスルーグラフィックで強調されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る