JTBとSkyDrive、「空飛ぶクルマ」で新観光体験創出へ…連携協定を締結

電動で垂直離着陸が可能な空飛ぶクルマ、SKYDRIVE(SD-05)
電動で垂直離着陸が可能な空飛ぶクルマ、SKYDRIVE(SD-05)全 1 枚

JTBとSkyDriveは12月2日、空飛ぶクルマを活用した新しい観光体験の創出と地域への導入支援を目的に、連携協定を締結したと発表した。

JTBは地球規模での新たな交流時代を切り拓く交流創造事業を展開しており、独自のソリューション提供によって顧客の感動と共感を呼び起こすことを目指している。一方、SkyDriveは「100年に一度のモビリティ革命を牽引する」をミッションに掲げ、空飛ぶクルマの開発を進めている。大阪・関西万博では2地点間での運航事業者にも選定されている。

今回の連携により、両社は互いの強みを生かし、空を活用した効率的な観光地巡りなど、新たな観光体験の創出を目指す。SkyDriveの空飛ぶクルマ開発に関する知見やデータと、JTBの商品企画力や全国ネットワークを組み合わせることで、企業や自治体を通じた地域への導入を加速させ、地域活性化を推進する。

この連携は、空飛ぶクルマの機体メーカーと旅行会社による初めての試みとなる。両社は空飛ぶクルマを活用した地域のまちづくりを支援し、持続可能な観光の実現を目指す。JTBは今後も、様々なステークホルダーと協業しながら、空飛ぶクルマの社会実装に寄与していく方針だ。


《森脇稔》

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