DS、次世代モデル『DS N°8』発表へ…新ネーミング戦略採用の最初モデルに

新たなロゴと車名が描かれた「DS N°8」のリアゲート
新たなロゴと車名が描かれた「DS N°8」のリアゲート全 4 枚

DSオートモビルズは12月2日、新たなネーミング戦略と共に次世代フラッグシップモデル『DS N°8』を近い将来に公開すると発表した。この新戦略は、既存モデルと将来モデルの名称を結びつけながら、より大胆な命名法を採用するものだ。

新戦略の特徴は「N°」(ナンバー)の導入だ。これはフランス語で「number」を表す一般的な表記法であり、言語を超えた優雅さと永続性を象徴している。「°」はダイヤモンドの先端をイメージしたデザインで、エレガンスと専門性を表現しているという。

車体デザインにおいては、フロントにはDSのバッジを、リアには「DS AUTOMOBILES」のフルネームを配置。ブランドの存在感を高めつつ、電気自動車の未来に向けた進化を示唆している。

DS N°8 のインテリアDS N°8 のインテリア

新フラッグシップモデルとなる「DS N°8」は、フランス的な旅の芸術を体現するという。ダッシュボードは船舶にインスピレーションを得たデザインで、高度な技術と専門知識を融合させている。ドアトリムは乗員を包み込むように設計され、サウンドシステムと照明を革新的に統合。さらに、ダッシュボードは宙に浮いているかのような印象を与え、静謐な空間を演出している。

DSオートモビルズは、この新モデルと新ネーミング戦略により、ブランドの新時代の幕開けを告げる。自動車業界が電動化へと急速に移行する中、DSは高級車セグメントでの独自性を強化し、フランス車の伝統と革新を融合させた新たな価値提案を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  4. 「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声
  5. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る