マツダ『CX-60』が操縦安定性と乗り心地を改善、アウトドア向け新グレードも

マツダCX-60 XD-HYBRID Trekker
マツダCX-60 XD-HYBRID Trekker全 13 枚

マツダは12月9日、クロスオーバーSUV『CX-60』の改良モデルを発表した。同日より全国のマツダ販売店で予約受注を開始し、販売開始は2025年2月21日を予定している。登場以来、ユーザーからの要望が多かった乗り心地の改善が、今回の改良の目玉だ。

乗り心地を改善したマツダ CX-60

今回の商品改良では、CX-60の魅力であるハンドリングの良さを維持しながら、より幅広いシーンで快適に移動を楽しめるよう乗り心地を向上させた。具体的には、バネやダンパーの変更を中心に、サスペンションのセッティングを見直し、操縦安定性と乗り心地を改善。また、電動パワーステアリングやAWD等の制御を最適化し、走行中の騒音・振動対策も織り込んで静粛性を向上させている。

新たに、スポーティさを際立たせた外装の新グレード「XD SP」を追加。20インチアルミホイールを装着し、フロントグリルやシグネチャーウィングなどの外装パーツをブラックで引き締め、スポーティさを研ぎ澄ませている。

マツダCX-60 XD SPマツダCX-60 XD SP

さらに、アウトドアでのレジャーで活躍する装備を充実させた特別仕様車「XD-HYBRID Trekker」も設定。自然に溶け込むカラーとして「ジルコンサンドメタリック」を限定採用し、パノラマサンルーフを標準装備とした。

その他、既存グレードの一部装備変更や、より最適な機種を選択しやすくなるよう機種体系の見直しも実施している。

マツダは今回の商品改良により、CX-60の商品力をさらに高め、多様化するユーザーニーズに応えていく。メーカー希望小売価格は326万7000円からだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る