ヤマハ発動機、浜名湖再生プロジェクトに協力…「アマモ」再生し生態系回復へ

天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の知波田駅の副駅名「アマモ駅」の駅名看板にロゴマークを掲示
天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線の知波田駅の副駅名「アマモ駅」の駅名看板にロゴマークを掲示全 2 枚

ヤマハ発動機は12月12日、公益財団法人日本財団が主導する「海と日本プロジェクト」の一環「浜名湖ワンダーレイク・プロジェクト」に協力すると発表した。

浜名湖では近年、水質の悪化やアサリ、エビ、カニなどの海洋生物の減少が課題となっている。これらの原因の一つとして、海草の一種であるアマモの減少が挙げられている。

このプロジェクトは、アマモの育成・再生を通じて、豊かな浜名湖の生態系を取り戻すことを目的としている。ヤマハ発動機は、60年以上にわたるマリン事業の歴史を持ち、浜名湖畔に開発・実験施設を保有している。同社にとって浜名湖は重要な存在であり、これまでも湖周辺の清掃活動を行うなど、環境保護活動を推進してきた。

具体的な協力内容としては、アマモ栽培水槽説明看板や「天浜線アマモ列車」車内ポスター、知波田駅の副駅名「アマモ駅」の駅名看板にロゴマークを掲示することが含まれている。

これらの活動を通じて、ヤマハ発動機は浜名湖の自然環境維持に積極的に関与していく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る