ゲーム技術を活用した自動車開発向けソフト管理ツール「Helix Core」、ISO 26262認証を取得

ゲーム技術活用の自動車開発向けソフト管理ツール「Helix Core」がISO 26262認証を取得
ゲーム技術活用の自動車開発向けソフト管理ツール「Helix Core」がISO 26262認証を取得全 1 枚

東陽テクニカは12月17日、米国Perforce Software社製の高速ソフトウェアバージョン管理ツール「Helix Core」が、国際認証機関TUV SUDよりISO 26262の機能安全プロセス認証を取得したと発表した。

これにより、自動車システム開発において、ISO 26262準拠プロセスの構築や規格準拠の証明を効率的に進めることが可能になった。

「Helix Core」は、大規模で複雑なデジタル資産を一元管理し、グローバルな開発チームがリアルタイムで必要なデータにアクセスできる環境の構築を可能とするバージョン管理ソリューションだ。高いセキュリティおよび柔軟性と拡張性を兼ね備え、世界的な自動車メーカーやサプライヤー、大手半導体企業、ゲームおよびメディアスタジオに幅広く導入されている。

近年、自動車開発においてゲーム開発の技術が積極的に取り入れられている。Perforce Software社の調査結果によると、回答者の50%がゲーム開発以外の用途でゲームエンジンを使用しており、その用途には車両のデジタルツイン作成なども含まれていた。デジタルツイン技術により、仮想環境で車両の詳細なモデルを作成し、物理的プロトタイプを使用せずに衝突試験やシミュレーション走行を行うことができる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る