ジェイテクト、AI部品調達プラットフォーム「meviy」導入

ジェイテクト、AI部品調達プラットフォーム「meviy」導入
ジェイテクト、AI部品調達プラットフォーム「meviy」導入全 2 枚

自動車部品大手のジェイテクトは、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(メビー)」を導入した。meviyはミスミグループが提供するサービスで、3DデータをアップロードするだけでAIが自動で即時見積もりを行い、最短1日での出荷を実現する。

ジェイテクトは自動車のステアリングや各種ベアリング、工作機械などの製造販売を行っている。これまで同社では、製造ライン用の内製装置の設計・調達プロセスにおいて、3D CADで設計した後に紙図面を作成していた。この作業には時間がかかり、ミスも頻発していたため、設計の品質向上に十分な時間を割けないだけでなく、全体のリードタイムの長期化が課題となっていた。

meviyの導入により、3Dデータだけで部品調達が可能となり、紙図面作成の工程が不要になった。これにより、部品調達のリードタイムが大幅に短縮され、設備をより早く完成させることが可能になった。また、図面作成時のミスがなくなることで大幅な工数削減に成功し、創出された時間を新しい構造や部品テストに充てることで、設計の完成度を高めることができた。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る