日産『キックス』旧型を「キックス プレイ」として併売へ

「キックス・プレイ」として併売される従来型の日産キックス
「キックス・プレイ」として併売される従来型の日産キックス全 4 枚

日産自動車は、旧型『キックス』を『キックス プレイ』として、2025年初頭に米国市場で発売すると発表した。

日産キックスの新旧モデル

これは現行モデルの2024年型キックスを継承したモデル。全面刷新された新型キックスと、北米では並行して販売される。

キックス プレイの価格は2万1520ドルからで、エントリーモデルとして位置付けられる。同社は、顧客のニーズに合わせたCUV(クロスオバーユーティリティビークル)市場への新たな選択肢を提供する狙いだ。

キックスは、スタイリッシュなデザインと優れた燃費性能が特徴だ。同クラス最高レベルの燃費を実現しており、コスト意識の高い消費者にアピールする要素となっている。

装備面では、日産の先進安全技術「セーフティシールド360」を標準搭載。7インチのタッチスクリーン式インフォテインメントシステムにはApple CarPlayとAndroid Autoに対応し、3つのUSBポートも備える。

その他、クルーズコントロール、イージーフィルタイヤアラート、16インチホイール、60/40分割可倒式リアシートなどが標準装備となる。

さらに、日産メンテナンスケアプログラムが付帯し、最初の2年間または2万4000マイル走行までの期間中、最大3回のオイル交換サービスを無償で受けられる。

キックス プレイの投入により、日産は多様化する顧客ニーズに応え、競争が激化するコンパクトSUV市場でのシェア拡大を目指す。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. 空冷ポルシェで1台2億円!? マニア垂涎『シンガー911 DLS』とは
  5. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る