ついに1000万円超えた、トヨタ『アルファード』『ヴェルファイア』に初のPHEV…510万円からの入門車も

トヨタ・アルファード(上)とヴェルファイア(下)のエグゼクティブラウンジに設定されたPHEV
トヨタ・アルファード(上)とヴェルファイア(下)のエグゼクティブラウンジに設定されたPHEV全 15 枚

トヨタ自動車は12月20日、『アルファード』と『ヴェルファイア』に、プラグインハイブリッドシステム搭載車(PHEV・6人乗り)を新たに設定し、2025年1月31日に発売すると発表した。価格は1065万円。

同時に、ガソリン車・ハイブリッド車(HEV)も一部改良し、2025年1月7日に発売する。

今回新設定されたPHEVは、静粛性や乗り心地を高め、様々なシーンで快適な移動を提供する。具体的には、音や振動の少ないEV主体の静粛性の高い走りと、大容量リチウムイオンバッテリーを床下に搭載した低重心で安定した走りにより快適性を向上させた。

トヨタ・アルファード・エグゼクティブラウンジ(PHEV・E-Four)トヨタ・アルファード・エグゼクティブラウンジ(PHEV・E-Four)

PHEVシステムは、バッテリーに充電した電力だけで、日常移動の多くでEV走行が可能(EV走行換算距離73km)となっている。長距離移動の際にはエンジン併用で安心して出かけることができる。

トヨタは、PHEVをカーボンニュートラルに向けた重要な選択肢の1つとして位置づけ、今後もマルチパスウェイを軸に、多様なニーズに応える選択肢を増やしながら電動車の普及を目指すとしている。

PHEVが設定されるのは、6人乗りの最上級グレード「Executive Lounge」のみ。

トヨタ・ヴェルファイア・エグゼクティブラウンジ(PHEV・E-Four)トヨタ・ヴェルファイア・エグゼクティブラウンジ(PHEV・E-Four)

ガソリン車・HEVの一部改良では、ドライブレコーダー(前後方)を備えたデジタルインナーミラーを全車標準装備とした。また、JBLプレミアムサウンドシステム(15スピーカー)および14インチリヤシートエンターテインメントシステムの設定をZ・Z Premierにも拡大し、室内空間の快適性をさらに充実させた。

ヴェルファイアの外板色には、アグレッシブさをより際立てる専用のプレシャスメタルを新たに加えた計3色としている。あわせて、アルファード HEVには、8人乗りのXグレードを追加設定した。価格は510万円から。

《森脇稔》

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