疲労を軽減する「インテリシート」オペルが開発、新型SUV2車種に採用へ

オペル・グランドランド・エレクトリック
オペル・グランドランド・エレクトリック全 5 枚

オペルは、新型電動SUVの『グランドランド』と『フロンテラ』に革新的な「インテリシート」を採用すると発表した。このシートは長時間のドライブでも快適性を維持できる設計が特徴だ。

フロンテラに搭載されるインテリシートは、シート中央に特殊なスロットを設けることで尾骨への圧迫を軽減する。この特許取得済みの設計により、長距離ドライブでも疲労を軽減できるという。さらに、シートヒーター機能も搭載され、寒い日でも快適な乗り心地を提供する。

一方、上位モデルのグランドランドには、さらに高機能な「インテリシートPro」が用意される。このシートは、ドイツの健康団体AGRの認証を受けた人間工学に基づく設計で、サイドサポートの調整機能や、シートベンチレーション、マッサージ機能など、より多くの快適機能を備えている。

オペル・フロンテラオペル・フロンテラ

オペルは環境への配慮も忘れていない。シートの素材には完全にリサイクル可能な素材を使用し、同社の「グリーノベーション」アプローチに沿った開発を行っている。

新型グランドランドは、すでに「ゴールデンステアリングホイール2024」を受賞しており、その快適性と先進性が高く評価されている。オペルは、これらの革新的なシートテクノロジーにより、長距離ドライブの快適性向上と環境への配慮を両立させた新しい車内体験を提供しようとしている。

自動車業界では、車内の快適性向上が重要なトレンドとなっており、オペルの今回の取り組みは、この流れに沿ったものといえる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  2. ホンダ『プレリュード』新型、ホームページで先行公開…発売は9月
  3. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る