三菱ケミカル、半導体用合成石英粉の生産能力を35%増強へ…2028年から

三菱ケミカルグループの合成石英粉「三菱合成石英」
三菱ケミカルグループの合成石英粉「三菱合成石英」全 1 枚

三菱ケミカルグループは、半導体製造工程で使用される合成石英粉「三菱合成石英」の生産能力を増強すると発表した。

九州事業所・福岡地区(福岡県北九州市)において、現状の生産能力から35%増強する計画で、2028年9月の稼働を予定している。

三菱合成石英は、超高純度を特長とする合成石英粉である。主に半導体用シリコン(インゴット)の製造に使用する「石英るつぼ」や、半導体製造装置内の高純度石英パーツの原料として利用されている。特にインゴットの製造工程では、ウエハ品質を大きく劣化させる不純物の混入を抑制するため、石英るつぼの表面に非常に高い純度が求められている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る